OPPO R11s の体験みたいのを申し込んだら当たったのでレビューしてみようと思います。
特徴的なのは「カメラ」だそうです。テスターの際に「#撮らずにはいられない」、「#OPPOカメラフォン」をつけてツイートしてねって言われているぐらいです。

ということで今回はカメラを重点的にレビューしたいと思います。

 

スペック

OS種類 ColorOS 3.2(based on Android7.1)
キャリア SIMフリー
CPU Snapdragon 660 SDM660
CPUコア数 オクタコア
内蔵メモリ ROM 64GB RAM 4GB
インターフェース microUSB
外部メモリ最大容量 256 GB
バッテリー容量 3205 mAh(交換不可)
画面サイズ 6.01 インチ
画面解像度 2160×1080
 パネル種類  AMOLED
 無線LAN規格  802.11 a/b/g/n/ac
 背面カメラ画素数  2000 万画素
 前面カメラ画素数  2000 万画素
 手ブレ補正  –
 4K撮影対応  –
 耐水・防水機能  –
 おサイフケータイ/FeliCa  –
 認証機能  指紋/顔認証
 デュアルSIM  ○
  デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)  –
 幅x高さx厚み  75.5×155.1×7.1 mm
 重量  153 g
値段 62,510円(2018/03/19)

 

 

開封~付属品


シンプルな外箱でかっこいい

 


紙2枚、SIMピン、透明ケース
製品版でも最初からケースが付属されています。

 


イヤホン、マイクロUSBケーブル、USB電源

 

液晶の発色が綺麗


OPPO R11s の液晶タイプが AMOLED のため、ディスプレイがすごく綺麗です。

 

軽くて薄い


手持ちにあった Galaxy S8 と比較です。
6.01インチという大きさで、重量は 153g と軽量です。
S8 と比較しても OPPO R11s は超薄いです。

 

カメラ性能を見る

ここからが本題のカメラの性能を見ていこうと思います。

 


OPPO R11s の特徴はなんといっても「デュアルカメラ」です。
この2つのカメラを使うことで自然な被写界深度を作り出して一眼レフのような美しいボケを見せてくれるようです。

あーだこーだ言わずにさっさと進めます。
今回は OPPO R11s vs Galaxy S8 + iPhone 7 の3つの端末で簡単に比較してこうと思います。
Wordpress に直接アップロードされた S8 と 7 の画像に関して、Exif の Orientation 関係で、再エンコがかかっています。ご了承を。

あと、焦点距離が若干違うので参考程度に見といてください。

 

ボケ味

OPPO R11s

Galaxy S8

iPhone 7

 

(画像をクリックで生の jpg を見れます)
焦点距離が違うので、他端末との比較はあまりしたくないんですが OPPO R11s は iPhone 7 と比べて左上の AA を比較すると線のボケ方が綺麗に見えると思います。

ただボケの量に関してはそこまで多いわけではなく、S8 の最短焦点距離と比べるとだいぶ少ないです。ボケが凄ければすごいほど一般的に良い写真(語弊はある)と言われますが、その点で言うと S8 が良いですね。

 

 

ハイコントラスト環境

OPPO R11s

Galaxy S8

iPhone 7

 

(画像をクリックで生の jpg を見れます)
こう見るとスマートフォンのカメラってすごい味付けがされてることが分かる。
ホワイトバランスはオート、フォーカスポイントは1番左のお皿です。

皆さんの好みはどれでしょうか?
次にグラスを等倍で見てみます。

 

ハイコントラスト環境 – 等倍表示

OPPO R11s

Galaxy S8

iPhone 7

(画像をクリックで拡大したものを見れます)
ホワイトバランスが違うため、今回は質感等は追求しません。
グラスの描写に関して言えばどの端末にも差異がないように見える。

ただ拡大したグラスの左側に写っているナイフとフォークを見ると
OPPO R11s のディテールが他の端末よりも綺麗に再現できていますね。

 

ハイコントラスト環境 – 白飛び、黒飛び

OPPO R11s

(画像をクリックで拡大したものを見れます)
Lightroom の白飛びと黒飛びの画像です。
白飛び、黒飛びに関してホワイトバランスは関係ないのでご留意を。

OPPO R11s は盛大に白飛びも黒飛びもしちゃってます。
フォーカスポイントは先程も言ったとおり、1番左の皿に合わせています。

OPPO R11s の測光モードは「中央重点測光」 しかも固定です。
フォーカスポイントを明るいとこに合わせてもダメみたいですね。

 

Galaxy S8

(画像をクリックで拡大したものを見れます)
Galaxy S8 でも白飛び、黒飛びはしちゃってますが、OPPO R11s よりはマシです。
測光モードは「平均」で、こちらも固定

 

iPhone 7

(画像をクリックで拡大したものを見れます)
iPhone 7 は白飛びも黒飛びもなく綺麗です。
測光モードはスポットなので、タップした部分に露出を合わせてくれるため白飛びや、黒飛びが発生しませんでした。

 

 

薄暗い環境

OPPO R11s

Galaxy S8

iPhone 7

(画像をクリックで拡大したものを見れます)
これも測光モードによる差異が大きいですね。
特徴的なのは OPPO R11s は ISO2654 / SS1/17
iPhone 7 は ISO400 / SS1/4 というところ。

フォーカスポイントは真ん中の花なので
中央重点測光の OPPO R11s と iPhone 7 のスポットで真ん中なのでここはソフトウェアによる依存が大きい。

OPPO R11s は光学式手ブレ補正を搭載していないので、ISOを上げてSSを稼ぐようになってるようです。

 

薄暗い環境 – 等倍

OPPO R11s

Galaxy S8

iPhone 7

(画像をクリックで拡大したものを見れます)
OPPO R11s はノイズ処理が結構強い
ディテールで言えば Galaxy S8 > OPPO R11s > iPhone 7

 

薄暗い環境 – 白飛び、黒飛び

OPPO R11s

Galaxy S8

iPhone 7

(画像をクリックで拡大したものを見れます)
OPPO R11s は右上の化粧箱が黒つぶれしてますが、比較的良好。
Galaxy S8 は白飛びも黒飛びもなく測光モード「平均」が効いてる。
iPhone 7 に至っては暗い花に対して露出補正を行ったために、手前の白い布が完全に白飛びしちゃっています。

 

薄暗い環境 – ノイズ

OPPO R11s

Galaxy S8

iPhone 7

(画像をクリックで拡大したものを見れます)
1番綺麗なのは Galaxy S8 ですね。

OPPO R11s は ISO を上げまくって SS を稼ぐ特徴があるので、暗いところにいくとやっぱりディテールが酷い。
iPhone 7 が ISO400 と1番低いですが SS も低いためノイズも若干の手ぶれも見受けられる。

 

風景

OPPO R11s

Galaxy S8

iPhone 7

     

(画像をクリックで拡大したものを見れます)
フォーカスポイントは、東京タワーの展望台のとこです。

OPPO R11s が1番良い感じに処理されています。
OPPO R11s の特徴的なのが、他2機種に比べてシャドー部分も持ち上げていて、パッと見たときに「あ、綺麗!」って思える写真づくりをしてます。

 

風景 – 等倍

OPPO R11s

Galaxy S8

iPhone 7

     

(画像をクリックで拡大したものを見れます)
焦点距離が違うのでディテールに関してはご自分で判断してください… すいません…。

 

”画像処理”は確かに良かった OPPO R11s


カメラ性能っていうと語弊があるので、「画像処理」と言っておきます。

スマホで写真を撮って、SNSや友達との共有するなら確実に良いスマートフォンだと思います。
今回は3機種との比較でしたが、確実に他のスマホよりも鮮やかに、視覚的に”良い”写真を作り出してくれます。

 

ここがダメだよ OPPO R11s

カメラしか使ってないので深くは気づけてないのですが簡単に。

画面がでかすぎる

6インチ、横にでかい、バンカーリングがあっても親指でギリギリ左上に届くため操作がし難い。

カメラのUIが見たことある

OPPO R11s

iPhone 7


流石中国

 

まとめ


OPPO R11s は以下のような人にオススメできます。
・画面がでかくても良い
・スマホで撮った画像にこだわりがある

全然悪くない端末だと思います。